避難訓練

昨日は、私の任地の学校でネパールで活動している教育隊員による避難訓練が行われ見学がてら行ってきました!


今回のこの学校では、避難訓練は初の試み!


1日目は、ネパール人の先生向けに研修。


日本人のみなさん、


「お・か・し」または「お・は・し」という言葉を知っていますよね?


「押さない、かけない(走らない)、しゃべらない」の頭文字をとったもの。


教育隊員でこれのネパール語版を考えたんです。その名も、「ハッピートピ」!


「トピ」とは、ネパールの男性の正装としてかぶる帽子のこと。


頭を押さえましょう、という意味も込められているそう!


余談ですが、ハッピートピの言葉が生まれたのはまさに私の今住んでいる部屋。
教育隊員がうちにきて、その言葉が生まれたんです。
なので、なんだか私も当事者気分で、なかなかうまく考えたなあと感心しちゃいますわ〜。



2日目は実際に先生たちが子どもたちに地震はなぜ、どこで起こるのか?地震が起きたらどうするか?について教えます。


日本の避難訓練の様子をビデオでみたのですが、客観的にみてみて、日本の子どもたちってすごいなあと思いました。


なぜって、「地震がおきました」の放送のあと、放送や先生の指示が聞こえるように机の下に隠れながらおしゃべりなんてしません。


逃げる指示が出たあとは、すみやかにそして静かに、前の人を押すこともなくスムーズに外に避難していきます。


ネパールの子どもたちも、今回が避難訓練が初めてでした。

いざ、避難!


日本の避難訓練みたいに、サイレンが鳴ります!


恥ずかしいからなのか、おもしろいからなのか、笑いながら外に出てくる子も多数…。


そこが見ていて気になった点なのですが、そこを先生が教えてあげないのもまたどうなのか・・・。


先生たちももちろん今回が初めてなので、これから回を重ねて、いずれ来るかもしれない地震に備えて、命を守るということを子どもたちにこれから教えていってほしいと思いました。




今回はJICA関西の海外教師研修でネパールに来ていた関西で活躍する小中学校の先生たち、約10人ほども参加。


「花は〜花は〜花は咲く〜」の歌詞をネパール語に訳したものを大合唱。


そしてクロージング。


そして最後はやはり↓



やっぱり最後はこれですな。歌って踊るが大好きなネパール人でした^^大盛り上がり!


*お知らせ*年末年始一時帰国することにしました〜!

コメント

  1. 日本では当たり前のようにやっていた避難訓練が海を越えると当たり前ではないんだね。今回の訓練がいざという時に役に立つといいね!

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    1. まゆこコメントありがとう〜!!そうなんだよ〜「おかし」「おはし」も画期的みたいよ〜!日本ってすごいわ〜とまた改めて思った!

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