ティハールも終わって…

さて11月も中盤に来てます!ダサイン、ティハール休暇が終わると時間が経つのが本当にあっという間!
11月に入って環境の変化がいくつかありました。

1つは、11月から、政府系オフィスの就業時間が短縮されています。たしか2月くらいまで。
10時→17時が10時→16時になっています。「暗くなるのが早いから」そういう理由でしょう。自然と共に生活するネパール人ですわ


環境の変化2つめは、計画停電がなくなった(!?)こと。
6〜8時間の停電が毎日あるこの国。
なんと、11月から私の住むカトマンズ盆地内では停電フリーになったのです!!!!
デマでもなく、本当に電気がきている!!!
(たま〜に数分、数時間のみの停電がありますが)
これは快挙!頑張ったネパール!電気があるって素晴らしいです。
電気毛布もつけて体を温めることができます。夜も本が読めます。PCがいきなり充電切れになっても安心してください、いつでも充電ができます。
でも本当にこのまま続くかはわかりませんけどね!そんな国ネパール。
今日の時点では、以前よりも電気に関しては快適度アップです。


そして環境の変化3つめとして、事務所のハキム(所長)が異動で変わりました!
会う前は、どうやら省庁のほうから来るらしいとの噂。
そしてティハール明けにバッタリ廊下でお会いしました。
「あー!お会いしたことありますよね!?」が私の第一声。
以前省庁でミーティングがあったときにお会いしていた方だったのです!
しかも私のこと覚えていてくれていた!(覚えてくれてたフリじゃありませんよーに!)
前のハキムは私がなにか提案しても「フンチャフンチャ〜(OK OK)」と右から左へ流していただく感じの方だったのですが、
今回のハキムは見た目若くてシュッとしていて英語も話して、私の話をちゃんと聞いてくれている感じがして、手応えのある反応もしてくれて、助言もくれて、なんだかいい感じで、その日1日うれしかった!わーい 
数週間たった今でもどうやらオフィスに結構毎日来ているようだし、わざわざ私までおはようの挨拶もしにきてくれます!キャー
「そんなの最初だけっしょ」という先輩の言葉、今の所は適用されておりません。

そんな環境の変化プラス!ティハールが終わってからなぜだかやる気が以前より出ています。
理由1 一時帰国まであと1ヶ月と数週間だから(日本に帰ることを想像するだけでニヤニヤしちゃう)
理由2 もう一年経ちそうなのに何もできてない!(どうしよ…)
理由3 同じ要請で活動していた先輩が帰っちゃう!(先輩の存在は偉大!)
理由4 先輩が帰る前に活動についてネパール政府&JICAの前でプレゼンする可能性が浮上(大したことできてないのになに話そう…やべな)

理由を見ると不安要素がたくさんですが苦笑、それをやる気に持っていけることが判明、私って。


さて、ここからは話が変わり、村で迎えたティハールについて。
ティハールは全5日間に渡るお祭りです。
1日目、2日目は前回のブログで書いたとおり。
2日目のククルティハールではこんなプジャされちゃっているワンコが街中にたくさん!
・・・という予想とは裏腹に、飼い犬にだけプジャ(お祈り)されていた模様。
プジャされていない野良犬はいつものとおりうろうろ。
プジャされた飼い犬も花の首飾りとおでこに赤いのつけられてウロウロ。
ちなみにいつも見かけるヨボッヨボの犬(通称:ヨボ犬(よぼけん))は一体プジャされているのか気になって探しに行ったのですが…
写真じゃみえないけど、うっすらおでこにプジャされてたーっ!よかったよかった。てかコイツ飼い犬だったのか。首飾りはどっかいったのかな。・・・この顔よ!笑憎めない笑



3日目はラクシュミプジャ。ラクシュミ女神を家に招き入れる日。
この日は、友達のネパール人の実家(村)にご招待いただきました。
夜はロウソクを灯してこんなにきれい。

街の家々、オフィス、お店の玄関先にこのマンダラが見られました。


足跡もつけるんだよ。このマンダラ、足跡に沿ってラクシュミが家に入ってくるそうです。

4日目は地味目なガイ(牛)プジャなので省略。牛にプジャする日。この日は特になにもなかった。

5日目はティハールのメインであるバイ(弟)ティカ。
男の人がメインの日っぽい。
女の人から男の人へプジャをします。


男の人に対するお供えもの?はたくさん。ロティ(ドーナツ)、スナック類、バナナ、ナッツなどの詰め合わせ。
最後は男の人から女の人へもプジャしてくれました。
女の人はお供えものの代わりにお金がもらえる!
20ルピー(20円くらい)いただきました!
本物のお花をつかったり、たくさんの色の粉をつかって、とてもカラフルできれいなお祭りでした。
        ↑ティカ(おでこにつける粉)もこの日は長くてカラフル!



と、昼はそんな感じ。



夜はまた別。
夜はひたすら歌え踊れです。村の子どもや大人たちと一緒に
「デウシーレ♬」(お金くれ!)と歌いながら
近所の家々を回りました!

灯りが灯っていない寝ていそうな家でもかまわず「デウシーレ♬」
すると、家から人が出てきておひねり、お供えものをくれます。
         
              ↑家の人が出てきたところ(びっくりしてる笑)



しつこくしつこく「デウシーレ♬」と歌います。
デウシーレは、「ほーれ、よーいよい」っていう感じの合いの手です。

合間には一定のメロディーで、歌い手が替え歌をしながら歌っていきます。
歌や踊りが大好きなネパール人、その替え歌センスはすごいなと思います。即興ですもん!


「日本からもデウシーレするためにやってきた〜♬」(デウシーレ♬)

「じいさんもばあさんもとうちゃんもかあちゃんも家からはよ出て一緒にうたおうや〜♬」(デウシーレ♬)

「お金たらんぞ♬もっと入れておくんなはれ♬」(デウシーレ♬)

みたいな!


頑張れば頑張るほど、のどは痛めますが、お金が増えていくのが楽しかった笑

まるでお菓子をねだるハロウィンみたい。家のイルミネーションをみるとクリスマスみたい。
そんな楽しいティハールでした。



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