ネパールのミーティング

ナマステ!


秋田県は豪雨で大変な被害に遭っているようですね。


復旧が早く進みますように!


我が社長もなにやら叩かれているようですが、
それよりもまずは被害者の方が普通の生活を早く取り戻せるように
してほしいなあ〜とネパールの片田舎から心配しています。


さて、7月もあっという間に終わろうとしていますねー!


先日から心配していた足腰も、完治はしていませんが、


まずまずな状況になってきたので、


久々にフィールドに行ってきました。


標高1,500m前後の村の景色です!ガタガタ道をバスに揺られること2時間。日中は太陽が出ると暑い日が続いています。


ネパール生活も残りわずかだな〜としみじみ思う昨今なので


もはや新鮮味を感じない風景たちなのですが


これから帰るまでに意識して写真に残そうと思っています。


村に久々に行くと…



お茶しているところをニコニコしながらずっと覗いてくる子どもたち

とにかく、子どもたちがかわいい!


子ども含め村の人たちはシャイな人もいますが、


基本みなさん人懐っこいです。
フレッシュなパクチーをとってきたおばちゃん

そこが好き!


にっこりすると、みんなにっこり返ししてくれます。:)


この日はミーティングに行ってきました。


こちらの意図としては、全員が活発に話し合いに参加するミーティングを実現したいのですが


この日は、グループのリーダーだけが話し続け、まわりの人はただ黙ってそれを聞いているだけの状況でした。


まわりの人が、リーダーのいうことに対して賛成か反対かもわからなかったので
途中で割り込んで聞いちゃいました。「みなさんの意見はどうですか?」と。


そしたら、「彼の言うことに全て賛成です」と言ってきました。


ネパールに来てから強く思うことは、
権力のある人の前では、だれも自分の意見を強く言わないということです。


それは、オフィスの中でも同じ。基本、トップダウンで仕事が進みます。


それプラス、普段生活していく上で私はほとんど感じないのですが
カースト制度による根強い差別もあります。


一応、低カーストの人に対する配慮はいろいろなところで見られるんですけどね。


例えば、住民グループをつくる際にも、低カーストや女性といった社会的弱者を
何パーセント入れなければいけないとか、政治家の立候補枠に低カースト枠があったりとか。(逆差別?)


このカースト制度、一概に良い、悪いと言えないものですが、


本人にとって不利益を感じてしまうことがあるのは、よくないと思います。


また、女性も男性の前だと、自分の意見を言わない人が多いように感じます。


性別やカーストも関係なく、みんながみんなのために話し合える場づくりが理想なのですが、そこはネパールだとなかなか難しい…。


普段、日本にいると、その人の社会的背景なんて考えません。みんな同じだし。
(立場は人それぞれでしょうけど)


だから、ネパールに来て「なんでだろう?」と思うと、
カーストの違いだったり、男だから、女だから、ということに
はっと気づかされるわけなんです。


 みんなが自由に意見を言える環境である日本って恵まれてるんですよね。


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